「用賀サマーフェスティバル2024」が8月24日・25日、「世田谷・用賀のくすのき公園」(世田谷区用賀4)で開催される。
今年で17回目となる同イベントは、2005(平成17)年「あふれるエネルギーを自分たちの地元へ注ぎ、街をもっとエネルギッシュにしたい」と地域にゆかりのある大学生らが中心となって立ち上げ、昨年は1万5000人ほどの来場者でにぎわった。
今年のテーマは「用賀ハイタッチ」。同イベント代表の湯淺大丸さんは「祭りは街全体を一つにする特別な日なので、参加者同士が自然につながる無礼講な空気を作り出したい。ハイタッチは人と人をつなぐコミュニケーションの手段であると同時に、その場の雰囲気ともつながることができる。イベント終了後もそのつながりが続くようなハイタッチを響かせたい」と話す。
当日は、世田谷産マーマレードを使った「特製かき氷」や大判焼きサイズのお好み焼き「ワイワイ焼き」をはじめ、「用賀カクテル」「用賀サングリア」「用賀ジンジャー」などのオリジナルドリンクを提供するフード&ドリンクの屋台が出店する。 今年は、マイカップやマイプレート、マイカトラリーの持参を呼びかけることで、祭りの課題となっているごみの削減につなげたいという。今年もイベントエリアの飲食などで使える地域通貨「用賀ワイワイコイン」を導入する。
司会にさくらだモンスターのしょっぴーさんを迎えるメインステージでは、地元にゆかりのあるバンドやダンスグループ、「のど自慢大会」、お笑い企画「ここ掘れわんわん!才能に吠(ほ)えろ」などのパフォーマンスを用意する。
射的、ヨーヨー釣り、駄菓子などを用意する「遊び場」では、地元の小学生と一緒にダンボールで作り上げた「城」も設置。城の中では、駄菓子屋さんごっこができる店やハイハイしながら通れる「ハイハイゾーン」、顔や手を出せる穴などの仕掛けも工夫した。25日には、高さ3メートルのビニールシートで囲まれた空間で水鉄砲を撃ち合う「水遊びタイム」も用意する。
湯淺さんは「当日はみんなで盛り上がって、運営者と来場者の間に境界を作らずみんなでハイタッチしまくることを夢見ている。祭りを通じて、人と人がつながる喜びを感じたい。用賀まで足を伸ばして、用賀のハレの日を見にきてもらえれば」と話す。
開催時間は15時~20時30分。雨天決行、荒天中止。