
地元産ビールや食べ物などを提供するイベント「TAMAGAWA Brew Vol.7」が10月11日・12日、多摩川河川敷・世田谷区立兵庫島公園(世田谷区玉川3)の水辺空間で開催される。主催は一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツほか。
コンセプトは「たまがわをたくらむ」。誰もが水辺の空間で共存して楽しめるような豊かな多摩川の風景を醸成しようと2018(平成30)年6月に二子玉川の住民有志が始め現在は同社団が主催する。今年は、会場内にステージを設けて音楽ライブを行う。来場者が自由に歌や演奏を楽しめるサブステージも用意する。
当日はキッチンカーが出店し、ドリンクやフードを提供するほか、ワークショップ、音楽ライブなどを用意。フードとドリンクは、二子玉川のローカルクラフトビール「ふたこビール」のほか、「瀬田ワイン部」、規格外キャベツで作るギョーザを提供する「AFRO GYOZA SHOP」、瀬田のカフェ「Shiki地水火風空」、ご当地カップ麺を提供する「多摩川拉麺倶楽部」など15店が日替わりで出店する。アクティビティーとワークショップは、「スラックライン体験」「ダンボールボート&カヌー体験」「ピクニック茶会」「石花(ロックバランシング)の楽しみ方」「マスキングテープアート体験」、登坂倫子さんによる「水辺でヴォイス!」など10種類ほど。夜には、キャンドルライトアップ、東京科学大学建築学科の学生が設計したちょうちんでライトアップするミズベヤグラ、多摩川の堤防工事の伐採樹木を使ったたき火も用意する。ミズベヤグラの周囲ではミニ盆踊りも予定する。
実行委員の一人でふたこ麦麦公社社長の市原尚子さんは「毎回乗り越えなくてはいけない課題があるが、どんな状況下でも続けていくことが大事だと思って開催してきた。関わるメンバーそれぞれのたくらみを持ち寄る場にしていきたい。新たな仲間や世代も加わった今年のメンバーと、今しか見られない景色をつくりたい。二子玉川の一番の自慢である緑豊かな河川敷の景色を楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は11時~20時。雨天延期。