多摩美術大学の卒業生らで組織される「校友会」(世田谷区上野毛3)主催のチャリティー展覧会「小品展」が現在、神田神保町の文房堂ギャラリー(千代田区)で開かれている。
1998年から毎年12月、収益を私費留学生奨学金基金に充てるために開催している同展。今年は同大卒業生の協力で約220点の小作品を展示・特別価格で販売し、売り上げの25%を奨学金基金、25%をアートの分野における東日本大震災義援金とする。
同展担当者は「40歳未満の卒業生の個展を応援する『チャレンジ賞』を今年も行う。受賞者の選考には来場者の一票が響くので、ぜひ多くの方々に来場してほしい。お気に入りの作品を見つけていただければ」と話す。
開催時間は10時~18時30分(最終日は17時まで)。入場無料。12月10日まで。