世田谷区玉川台のダンススクール「アイビィーアートスクエア」(世田谷区玉川台1、TEL 03-3707-9899)が3月30日・31日、年に一度の発表会を新橋・ヤクルトホール(港区)で開く。
ジャズダンス、タップダンス、ストリートダンスやクラッシックバレエ、ボーカルなどを指導する同校は1980(昭和55)年設立。もともと池尻大橋の保育園などで子どもたちにダンスの楽しさを教えていた振付師で創業者の蔦美代子さんが、交通の便がよく子どもたちが安全に通えるスタジオを、と同所で開校。1992年にはテレビや映画、舞台で活躍する同校の生徒らの活動をマネジメントするためのタレントプロダクション「アイビィーカンパニー」を併設した。
現在同校には3歳から60代まで約150人の生徒が在籍。そのうち10代を中心として約50人がタレント登録し活動している。同校生徒は特にダンスやミュージカルに定評があり、「ライオンキング」「アニー」などで活躍するほか、NHKテレビ「にほんごであそぼ」などのレギュラーも務めている
発表会を兼ねた同公演は、毎年3月末に約550人の収容が可能なホールで2日間で計4回の公演という大掛かりなもの。チケットは一般に販売し、同校の長年のファンも来場するという。今回は同社所属のアイドルダンスユニットのダンスや講師陣によるパフォーマンスが「目玉」で、80年代J-POP、最新K-POPのダンスナンバーを披露する。
同校の生徒は、同コンサート以外にも地域の夏祭りなどのイベントにも出張出演している。「とにかくダンスを好きになってほしい」と話す蔦さん。4月からは平日の昼間に地域の主婦向けに「J/K POPダンス」クラスを開講する。「80年代を中心としたダンスで気軽に楽しく汗を流してリフレッシュしましょう」とも。
開演は両日共12時、17時。前売り=3,000円、当日=3,500円。全席自由。