二子玉・兵庫島で野鳥の観察会-野鳥ボランティアがツバメのねぐらなど案内

観察が期待される「コアジサシ」

観察が期待される「コアジサシ」

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 二子玉川・多摩川河川敷の兵庫島公園で、6月23日に「初夏のバードウォッチング」が、7月28日に「ツバメのねぐら入り観察会」が開かれる。主催はいずれも、財団法人「世田谷トラストまちづくり」(世田谷区北沢2、TEL 03-6407-3311)。

過去の「つばめのねぐら入り」観察会の様子

 世田谷区で「区民主体による良好な環境の形成」や「参加・連携・協働のまちづくり」を推進・支援する同財団は、1990年3月に「自然観察オリエンテーション」の名称で野鳥などの観察会を開始。現在、年に数回観察会を定期的に開催している。

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 同観察会で案内役を務めるのは1991年9月に活動を開始した同財団の「野鳥ボランティア」。世田谷区内や多摩川の野鳥調査を行い、毎月1回の定例会で調査活動報告などを行う。現在の登録活動者は36人で60代以上が中心。

 「初夏のバードウォッチング」では、夏鳥や幼鳥の観察が期待される。同ボランティアの活動歴20年という加藤衛さんは「特に絶滅危惧種にも指定されている『コアジサシ』は、二子橋下流で40年ぶりに繁殖が確認された2001年以降、ここ数年営巣数が少ないので、今年こそはと期待している」と話す。他に「コチドリ」「ムクドリ」「イワツバメ」「カワウ」「コサギ」「カルガモの親子連れ」など、例年15種から20種の鳥の姿を観察する。

 「ツバメのねぐら入り観察会」は毎年人気で親子連れでの参加が多く、参加者が100人に上ることもある。夏休みの課題として事前に生態などを調べて質問を用意してくる小学生も少なくないという。

 観察会は各10人ほどの班に分かれ、集合場所の兵庫島公園から各ポイントの見どころを担当のボランティアが説明しながら1キロメートルほど散策する。8倍~10倍の双眼鏡を貸し出すほか、ボランティアが持参する約30倍の望遠鏡で鳥の姿を精緻に観察できる。「初参加の方でも、鳥を観察することで自然を好きになってもらい、自然を大切に守ろうという気持ちにつながってくれたらうれしい」とボランティアの加藤さん。「私も初心の感動を忘れずに案内役を務めてる」とも。

 開催時間は、6月23日「初夏のバードウォッチング」=9時30分~11時30分(集合は9時15分)、7月28日「ツバメのねぐら入り観察会」=17時30分~19時30分(集合は17時15分)。参加費は各大人500円、子ども200円(トラスト賛助会員=大人400円、子ども100円)。未就学児無料。小学生以下は保護者同伴。同財団へ事前の参加申し込みが必要。申し込み締め切りはそれぞれ、6月15日と7月20日。いずれも雨天中止。問い合わせはトラストまちづくり課バードウォッチング担当へ。

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