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弦巻のパン店「ベッカライ・ブロートハイム」併設のカフェが7カ月ぶりに再開

「カフェ・ゼーバッハ」入り口

「カフェ・ゼーバッハ」入り口

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 世田谷・弦巻の住宅街にあるパン店「ベッカライ・ブロートハイム」に隣接する「カフェ・ゼーバッハ」(世田谷区弦巻4、TEL 03-6914-1352)が5月14日、7カ月ぶりに営業を再開した。

「パンの盛り合わせ」と「カフェ・ミルヒ」

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 店主の明石克彦さんが1987(昭和62)年に開業したパン店に併設する同カフェは、2005年7月に同店の焼きたてパンの食べ方などを提案する「有料の試食場」として「ヨーロッパのカフェ」をコンセプトに開店した。

 スタッフはカフェとベーカリーを兼務し、「両店でホスピタリティーを持って接客することを大切にしてきた」(明石さん)という。昨年10月12日より、人手が足りずカフェ営業を一時休業していたが、その後「満足の行くホスピタリティーを提供できる」スタッフ体制が整ったことから、同日よりカフェの営業を再開した。

 メニューは一時休業前の半分ほどに減らし、「パンの盛り合わせ(バター付き)」(350円)、「トースト」(350円)、各種サンドイッチ(450円~)、「日替わりスープ」(480円)、パンに合わせたジャム、国産バター、オリーブオイル、メープルシロップ、蜂蜜などのトッピング数種類(80円~)など。飲み物は「Julis Meinl」の挽きたてコーヒーを使った「ブレンドコーヒー」(450円~)、「カフェ・オゥレ」(530円~)、「カフェ・ミルヒ」(480円~)、「Twinings」の「ダージリン」「セイロン」「ゴールデンアッサム」「アールグレイ」などの紅茶各種(480円~など。

 30年前に、当時日本ではまだ歴史の浅かった「パンの食文化」をヨーロッパ各地で見聞した明石さん。「パンを一番おいしい状態で提供できる『街のパン屋さん』が当店の目指す本来の姿」と話す。その「一番おいしい状態」のパンを食しながら「一日をゆっくりと静かに過ごせるカフェ」を目指し、全20席ほどの店内では写真撮影や大勢の子ども連れ、ベビーカーなどでの入店を「遠慮してもらうこともある」という。

 営業時間は7時30分~19時30分。月曜・第1火曜定休(他に長期休業期間あり)。

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