二子玉川ライズ(世田谷区玉川2)のガレリアで9月29日・30日、「第3回日本オープンスラックライン選手権大会」が開催される。
過去に二子玉川ライズ・ガレリアで開催した「スラックライン」体験会
スラックラインとは、木や柱の間に伸縮性のあるベルト状の幅5センチメートルの綱(ライン)を張り、その上を綱渡りのように乗ることによって体幹を鍛えながらバランス感覚も養えるスポーツ。欧米のクライマーの間で発祥したと言われており、日本では2009年10月に初の全国選手権大会が開催された。現在、幼稚園や小中学校などのさまざまな教育機関、スポーツ施設などでトレーニングや理学療法としても導入され、2万人を超える人々が親しんでいるという。
3回目となる今大会は、幅20メートル高さ35メートル長さ100メートルの開放的な空間である同施設のガレリアで開かれる。同所に設置された長さ約15メートル、高さ約1メートルのライン上で1人当たり2分間の持ち時間内でさまざまな演技を1対1で披露し合い、3人のジャッジが技の難易度、表現性、多様性・創造性、技術、についてポイント化しその合計点を競う勝ち上がり方式(決勝ラウンド)で行う。主な「技」には、「バックフリップ」と呼ばれる後方宙返りの単体技など14種と「フリーフォール」と呼ばれる連続技(コンビ‐ネーション)など8種がある。
日本スラックライン連盟専務理事で同大会会長の小倉一男さんは「初めての方にも楽しんでいただけるよう体験会やクリニックも併催する。ぜひお越しいただき、スラックラインの素晴らしさを体験してほしい」と来場を呼び掛ける。
29日は予選ジャムセッション、30日は決勝。競技は12時ごろ~17時。体験会の受け付けは両日とも12時開始。競技観戦と体験会の参加は無料。