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旧小坂家邸で読み聞かせ会-知の財産共有するプラットホーム目指す

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旧小坂家邸で読み聞かせ会-知の財産共有するプラットホーム目指す

「せたぼん」のスタッフ(左から尾間さん、村上さん、中村さん)

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 世田谷区立「瀬田4丁目広場」内の「旧小坂家住宅」(世田谷区瀬田4)で4月23日、「瀬田の本棚~せたぼん~」の1回目となる「絵本の読み聞かせ会」が行われる。

 国分寺崖線上の縁辺部に立つ同広場周辺は、かつて華族や政財界人たちが週末を過ごすための別邸が数多く建てられ、世田谷の近代建築の中でも独特な景観をつくり上げていた場所。現存しているのは同広場の旧小坂家住宅のみで、1999年に世田谷区の有形文化財の指定を受けた。

 同住宅は、木造和風平屋建て(一部2階建て)で古民家を思わせる外観。間取りは南面して建つ主屋棟を中心に、西側に応接棟、東側に台所や浴室などの生活棟、南東側に渡り廊下を介して内倉、その奥に2階建の寝室棟を建てた「雁行型」の配置。「世田谷トラストまちづくり」が管理する。

 昨年1月から地域住民が中心となり、同広場の利活用について話し合うワークショップを行い、さまざまなイベントを企画・運営してきた。今月から新たに始動した「瀬田の本棚~せたぼん~」は、「本でつながるコミュニティーを瀬田4丁目広場から」をテーマに「幼児から高齢者まで誰もが集い、ゆったりとした自然の中で本を読んだり、語り合ったりできる場」を目指すプロジェクト。その第1弾として、参加無料の絵本の読み聞かせ会を4月から月2回(第4火曜日11時~12時・第4日曜日15~16時)開いていく。

 同ワークショップ事務局スタッフで「せたぼん」プロジェクト発起人でもある村上ゆかさんは、これまでにも「きぬたまあそび村」や「砧南グリーンズ」(前・砧南小学校PTAボランティアパトロール隊)など地域の活動に積極的に取り組んできた。今回、「せたぼん」で読み聞かせを務めるスタッフ5人も、2000年に発足した区立砧南小学校(鎌田4)の読み聞かせグループ「モーニングスープ」で知り合ったメンバー。村上さんは「自分の子どもが小学校を卒業した後も、自分たちが楽しみながら磨いた『読み聞かせ』というスキルを通じて、現役の保護者や地域との交流につなげられたらと思った」と、同プロジェクト立ち上げの経緯を話す。

 読み聞かせを行う部屋は邸内で特に決めていないが、南東棟応接室1階のサンルームには絵本や偉人伝をはじめとする蔵書棚とソファがあり、緑豊かな庭園を眺めながら自由に本を手に取ることができるスペースが設けられている。現在の冊数はそれほど多くないが、いずれはここが「北米で展開されているマイクロ図書館ネットワーク『Little Free Library』のように、個人や企業が所蔵する書籍・雑誌を無償で交換し合って、スキルや創造力、知恵といった『知の財産』をコミュニティー全体で共有するプラットホームになれば」と村上さん。

 「せたぼん」の活動については、メールマガジン「せたぼん通信」へ登録すると毎月4日に情報が配信される。メールマガジンの登録方法やプロジェクトの予定などの詳細は「瀬田4フィールドミュージアム」ホームページで確認できる。

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