玉高で「たまがわ恐竜大図鑑展」-全長9メートルの「恐竜」出現

展示されるアウロサウルスの骨格&復元レプリカ

展示されるアウロサウルスの骨格&復元レプリカ

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 玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3、TEL 03-3709-2222)西館1階アレーナホールで7月24日から、「たまがわ恐竜大図鑑展」が開催される。

ワークショップで発掘する化石

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 恐竜の実物化石や骨格など約50点をはじめ、実物大の模型・骨格も展示。恐竜は約2億5000万年前から約2億年続いた中生代の間に出現し、絶滅したとされる。中生代はさらに三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つの紀に細分されるが、同展ではそれぞれの時代に生きていた恐竜の化石や骨格を、歴史を追って展示する。全ての紀の展示を一堂に見られるのが「一番の見どころ」。

 監修は恐竜界の第一人者ともいわれる国立科学博物館の真鍋真さん。展示は小さいものでは2センチの歯の化石から、全長9メートルの全身骨格まで。全長5メートルのラブドドンの全身複製骨格や、全長2メートルのプロトケラトプスの実物化石は都内初出展となる。同S・C広報担当の桃井克典さんは「真鍋さんの監修は、手の角度一つにも注文がつくほど細かなもの。ただでさえ迫力のある恐竜が、よりリアルさを増す展示になっている」と話す。

 会場内では、土の中の化石を発掘して生息年代を推定したり、石こうを固めてアンモナイトや恐竜の歯の化石を作ったりするワークショップなども同時開催。7月27日・28日の両日は本館グランパティオ内を全長4.5メートルの恐竜ラプトルが二足歩行する「恐竜ライブショー」も開催。目の前で恐竜の大迫力を体験できる。

 昨年は夏休み企画に宇宙展を開催した同S・C。今年は恐竜の映画やアニメが人気を博す中で、恐竜の歴史に迫る。「恐竜単体の展示ではなく、繁栄から衰退までの歴史を、流れを追ってみることで、子どもだけでなく大人の知的好奇心を満足させる展示になっているのでは」と桃井さんは目を輝かせる。

 開催時間は10時~20時。恐竜ライブショーは両日ともに13時~、14時30分~、16時~(各回15分)。8月18日まで。

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