玉川高島屋S・C南館裏の陶器店「KOHORO(コホロ)」(世田谷区玉川3、TEL 03-5717-9401)で4月25日より、「麦わら帽子の受注会」が開かれる。
器をはじめ、かごや箒(ほうき)、布巾などを扱う同店。通常、帽子の取り扱いはないが「自然な素材を使い長く愛着を持って使えるものをという店のコンセプトに共通する部分があり(受注会を)企画した」と同店の恩田裕美さん。
3回目となる今回は、埼玉県春日部市の帽子職人・横川正三さんを招いて行う。過去、期間中に1日あたり20個ほどの受注があったという。一人一人の頭のサイズを計測し、身長なども踏まえ各人オリジナルの帽子を製作する。帽子の型5種類、テープ(リボン、無地)5種類を用意。帽子の色はベージュのほか今年から新たに黒も登場。価格は2万円から。
「手編みの麦わら帽子は細く良質な麦わらを使っている。機械生産の製品に比べ、編み目から空気が入りやすく涼しく感じる」と恩田さん。以前に作った帽子の汗止め部分の交換やその他メンテナンスの相談も受け付ける。
「使えば使うほど風合いが増す麦わら帽子。女性はもちろん、男性やカップルでのおしゃれを楽しんでいただきたい」とも。
受注会は11時~18時。4月25日~27日、5月16日~18日。会場は同店向かいの「Cafe Lisette」横のスペース。