二子玉川小学校近くのマンション2階にある器と雑貨の店「monsen(モンセン)」(世田谷区玉川3、TEL 03-3708-9311)が8月17日、オープン1周年を迎える。
同店は2005年に開始したオンラインショップ「monsen」の実店舗。「昔から器や雑貨が大好きだった」という店主の竹本香織さんがセレクトした器や雑貨などを、約6坪の店内で販売している。店名は「物(mono)」と「線(sen)」をつなぐという竹本さんの造語。ショップ共通のコンセプト「作り手と使い手、贈る側ともらう側、物と人などを線でつなぎ、『ちょっとした』幸せを届けられたら」との思いを込めた。
扱う商品はネットと実店舗合わせて約300点。「日常使い」を核に据え、「美しく伝統ある民芸、機能的でシンプルなデザインで長く使えるもの」をセレクトし、「手に取りやすい価格」で提供する。陶磁器、ほうろう、木製器、ガラスなどのほかに、布物や紙類などの雑貨もそろえる。販売商品の構成比率は器が約7割、雑貨が約3割。器については「メーカー品」が7割、「作家物」が3割。
実店舗のオープン1周年を記念し、今月15日から17日までの期間中、購入した客全員に焼き菓子とケーキの専門店「Afterhours」(渋谷区)の焼き菓子セットを進呈する。同15日~24日には記念セールも開催する。展示品やサイズのふぞろい、わずかな傷のある物などをセール価格(最大で3割引きを予定)で販売する。
駅から少し歩く場所にあり、路面店ではなくマンション2階にある同店。開店から1年がたつが、「まだお店の認知がされていない印象」と竹本さん。それでも、オンラインショップに比べて「お客さまからの直接の反応が見えるのがありがたい」と話す。自身も周辺エリア在住の主婦であることから、店内にはマザーズバッグにも使える大型トートカメラバッグ「nadowa Campagne(ナドワ カンパーニュ)」なども。
営業時間は12時~18時。火曜・水曜定休。