東京急行電鉄、東急不動産とイッツ・コミュニケーションズは5月21日、二子玉川ライズのデジタルサイネージの本格稼働を開始した。
3月に開業した「二子玉川ライズ」にデジタルサイネージを設置し、場所とタイミングにより効果的な告知をするメディアとしての新たな活用方法を模索する。
設置するのは168型相当のマルチディスプレー1台とタッチパネル式ディスプレー(60型、52型)14台。タッチパネル式ディスプレーでは、通常の施設案内型のコンテンツのほか、ディスプレーの案内に従って撮影した自分の写真にテナントのレディス「おすすめ服」を重ね合わせて表示し、「バーチャルフィッティング(試着)」ができる「みだしなミラー」も搭載。
そのほか、一般から募集した素材を活用する「つぶやきウォーカー」「フタコクロック」などの参加型コンテンツ、二子玉川の地域をテーマに沿ってコース案内する「フタコンシェルジュ」、世田谷区と連携し、地域の行事や各種イベントなど街のトピックスを掲載する「タウン情報」などのコンテンツがある。イッツコムの放送番組とサイネージを連動した施策なども取り入れる。
現在節電対策のため、14台のうち7台を停止し、稼働分についても調光を35%低減しているという。