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世田谷・瀬田の古民家で音楽朗読劇「禎子と千羽鶴」-元タカラジェンヌが演出

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世田谷・瀬田の古民家で音楽朗読劇「禎子と千羽鶴」-元タカラジェンヌが演出

会場の「旧小坂家住宅」で・登坂倫子さん

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 世田谷区立瀬田四丁目広場内の「旧小坂家住宅」(世田谷区瀬田4)で3月22日、音楽朗読劇「禎子と千羽鶴」ほか1作品が上演される。

朗読劇「あんしぃ~ん」の題材の手記より

 「世田谷トラストまちづくり」が管理する同広場。2012年1月より、地域住民らで構成する「瀬田四丁目広場利活用検討ワークショップ事務局」(せたがや水辺デザインネットワーク内)が運営を担い、同広場でさまざまなイベントを企画・開催してきた。

 今回は「せたよん演劇空間」として、主屋棟の広間を舞台に音楽朗読劇「禎子と千羽鶴」と朗読劇「あんしぃ~ん」の2作品を上演する。

 脚本と演出は、同区岡本在住で元タカラジェンヌの登坂倫子(とさかのりこ)さん。宝塚歌劇団70期生として入団した登坂さんは、「乙原愛」として9年間星組で活躍した後に渡米し、ハリウッドの演劇学校を卒業。2005年の帰国後、演劇スタジオ「sutudio unseen」(目黒区駒場)を開校し、同所でステラ・アドラーの演劇理論にのっとったレッスンを行っている。

 音楽朗読劇「禎子と千羽鶴」は、広島平和記念公園内に建つ「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの物語を描いたノンフィクション「禎子の千羽鶴」を元に、米国人のキャサリン・S・ミラー(Kathryn Schultz Miller)さんが制作した子ども劇作品を原作とする。在米中に同作品に出合った登坂さんは、帰国後ミラーさんへ直談判し、日本国内で初めて上演する許可を得た。世田谷区内の学校を中心に各地で上演を行っており、同広場では3回目の公演となる。

 朗読劇「あんしぃ~ん」は、登坂さんのオリジナル作品で今回が初披露。1930(昭和5)年生まれの登坂さんの伯父の手記から、学童疎開期の子どもたちの記述にフォーカスし、朗読劇として脚色し制作した。

 出演者は、登坂さんの高校の先輩、同級生、自身の子どものPTA仲間や地域の親子など13人。登坂さんは「お子さんも含め、来場した方たちとのこの場所で作られる演劇空間を楽しみにしている」と来場を呼び掛ける。

 開演時間は14時~16時。入場無料。

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