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八重桜が満開の桜新町で恒例「さくらまつり」 前夜祭には青森・福井物産展も

満開の八重桜・桜新町の駅前通りの磯野家一家の銅像(4月15日12時)

満開の八重桜・桜新町の駅前通りの磯野家一家の銅像(4月15日12時)

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 世田谷区桜新町の駅前お花見広場で4月19日、「さくらまつり」が開かれる。主催は桜新町商店街振興組合(桜新町1)。

「さくらまつり」過去の様子(深沢高校和太鼓部による演奏)

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 大正初期に関東初の宅地分譲が行われ、開発時に千数百本の桜が植栽された桜新町エリア。さらに、1977(昭和52)年の東急・新玉川線(現・田園都市線)開通をきっかけに、桜新町駅前通りへ八重桜数百本が植樹され、同街の「名物」となった。

 同商店街振興組合によると、八重桜を植栽した理由は「桜新町で長く桜を楽しんでいただきたいという思いから」。春が来るとまず南側の呑川緑道付近でソメイヨシノが咲き、その2~3週間後に駅前通りで八重桜が咲くため、短いといわれる桜の花の命が長くつながる街として親しまれている。

 同商店街振興組合が八重桜植樹をきっかけに1980(昭和55)年から開始した「さくらまつり」は今年で29回を数える。毎年平均3万人ほどの人出でにぎわう。会場では焼きそば、餅、ポップコーン、揚げギョーザ、フランクフルト、かき氷、綿菓子のほか、ヨーヨーやゲームなど約40の模擬店が出店する。フジテレビによる「サザエさんのお店」も。

 特設ステージでは恒例の水前寺清子さんのステージ(14時30分~15時10分)のほか、ハワイアンフラダンス(12時~)、さくら幼稚園による「ソーラン節」(13時10分~)、深沢高校和太鼓部による演奏(15時30分~)などが行われる。

 前日の18日16時~20時には和菓子店「桜の杜伊勢屋」の前で「さくらまつり前夜祭」を実施し、同街と親交がある青森市浪岡と福井県の物産展を開催する。「しょうが味噌(みそ)おでん」「りんご」(以上、青森県)、「焼き鯖寿司(さばずし)」「へしこ」「鯖缶」(以上、福井県)などを販売予定。

 「さくらまつり」の開催時間は11時30分~17時。小雨決行。

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