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用賀に「孤高のからあげ」テークアウト専門店 卵・小麦粉不使用、鶏肉の味で勝負

「孤高のからあげ」店外観

「孤高のからあげ」店外観

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 用賀商店街の駅前通りに4月21日、空揚げテークアウト専門店「孤高のからあげ」(世田谷区用賀4、TEL 080-5376-7264)がオープンした。

「孤高のからあげ」オーナーの篠田示承さん

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 同店は昨年11月に開いた東池袋店に次ぐ2号店だが「本店」。東池袋店を軌道に乗せたところでのれん分けをし、オーナーの篠田示承さんが「家族に手伝ってもらえる、自転車で通える距離」の用賀エリアで新たに店舗を立ち上げた。

 角地に位置する約5坪の店内に厨房(ちゅうぼう)を置き、カウンターで商品の受け渡しを行う。商品は「生姜(しょうが)風味のしょうゆ味」の鶏空揚げ1種類で、1グラム当たり2.48円で量り売りする。衣に卵、小麦粉を使わないことが最大の特徴で、「鶏肉自体の味がしっかり味わえる」。1個当たりの重量は約55グラム(=136円)で、一般的な空揚げよりも大ぶりのサイズで提供している。「大ぶりであることで、肉の切断面が少なくなり、肉汁のジューシーさが違ってくる」と篠田さん。

 店名に「孤高」と付けた理由について、「俗世に流されず、自分で熟考し自分の信念で行動する姿勢を表したかった」と篠田さん。店前に立てている幟(のぼり)は浅葱(あさぎ)色に「だんだら模様」で、新撰組をモチーフにしたという。

 開店から約1カ月、近隣の保育園の送迎の途中に立ち寄る30~40代の主婦が東池袋店よりも多いという。もともと「夕飯のおかずとして食卓に上る空揚げ」がコンセプトで、「衣が薄く、昔ながらの昭和の味つけ」であることから、両店共通して50~60代の来店客も多い。また、にんにく不使用のため「ランチタイムのOLや会社員にも好評」と篠田さん。毎日のように「お弁当を販売して」というリクエストを受けており、近いうちに要望に応える予定。

 篠田さんは今後について、「田園都市線沿線で数店舗展開する」と明かし、「味やつけだれの種類を増やすことなども検討中」とも。

 営業時間は11時~22時30分(無くなり次第終了)。木曜定休。電話による商品の予約にも応じる。

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