世田谷区の二子玉川駅周辺地区で活動する、街の未来について考えるグループ「二子玉川100年懇話会」は11月7日、「ちょっとたまがわの街でよいことしてみる会(ちょいまち会)」を発足する。
「二子玉川100年懇話会」は、二子玉川駅周辺・半径約1キロ圏内の地元町会である玉川町会が中心となって立ち上げた「100年先を見据えたまちづくり」を考えるための会。地域の関係団体、小学校やPTA、世田谷区、玉川警察署、二子玉川にある2つの商店街、玉川高島屋S・C、東神開発、東急電鉄などが参画し、さまざまなまちづくり活動を実施している。
今年7月の再開発事業の完了で全国から注目を集める二子玉川。同会は、先進的な商業施設と旧市街の趣を併せ持つ同街で、住む人・働く人・訪れる人、誰もが「お試し」でまちづくりを体験し、一緒に考え、そこで生まれたアイデアを街で共有する「ゆるりとつながるちょっと新しいまちづくり」の始動を狙い、新たなグループを立ち上げアクションを起こす。
具体的には、今年11月~来年3月を第1期とし、6ステップ全10回でまちづくり体験実習とゼミ講座を行う。現在、参加者を募集している。参加資格は「高校生以上で二子玉川が好きな人」。同会事務局の広報担当橘たかさんは「二子玉川に関心がある人ならどなたでも大歓迎」と話す。後援は世田谷区と東急電鉄、二子玉川商店街振興組合が協力する。
初回は11月7日10時~13時、二子玉川ライズオフィス棟8階「カタリストBA」(玉川2)で、同会の実施概要説明と参加するまちづくり活動の紹介(ゼミI)の後、交流会を開く。交流会では二子玉川の地ビールや、地元農園のレモンで作ったレモネード、地元食材を活用した軽食などを用意し提供するという。
参加無料。初回だけの参加も可能。2回目以降の開催場所や時間はウェブサイトで確認できる。