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二子玉川商店街のハートアートイベント 世界最大級の橋脚ハートアートも

橋脚ハートアートの制作風景

橋脚ハートアートの制作風景

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 二子玉川商店街(世田谷区)で現在、「FutakoHeart Street(フタコハートストリート)2」と題したアートパフォーマンスが開催されている。

昨年のワークショップ風景

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 個人商店が立ち並ぶ「昔ながらの商店街」として地元に根付く同商店街で、今年も「参加型アートパフォーマンス」を行う。主催は二子玉川商店街振興組合。「懐の深い街」として魅力をアピールする狙いを持つ。昨年、初開催の同イベント、一般参加型ワークショップには約120人、スタンプラリーなどメーンイベントには約3千人の来街者が参加した。

 同イベント開催のきっかけは、デザイン会社「グラディエ」(玉川2)が手掛ける社会貢献型商品ブランド「フタコラボ(futacolab)」が主催し昨年6月13日に行った「アンサンブル de アート~アールブリュットとアーティスト支援」。同イベントで、マスキングテープを使った「ハートアート」のワークショップが同商店街内の交流スペース「フタコのへや」で開かれ、同店正面のガラスに掲示されたハートの作品を見た同店主の佐藤正一さん。数十種類のマスキングテープを切り貼りして制作されたハート形の作品の「色合いの無限さに多様性の内包を感じた」と話す。8月10日が「ハート」の日であることを思い付き、「その場で二子玉川を『ハートで満たす』イベントを企画し、関係者へ持ち掛けた」という。

 第2回となる今回は、バレンタインデーの季節に「ハートを通して人と街がつながるハートウォームなプロジェクト」をコンセプトに掲げイベントを開催する。昨年も行った「自由参加型のハートアート」のワークショップで、団体や企業が、同商店街の各店の店頭で創作するほか、西地区ふれあい広場でミニイベントやハートアートの展示が行われる店を巡回するスタンプラリーなど、コンテンツを多数用意する。

 そのほか、同商店街への入り口に位置する246バイパス高架下(西地区ふれあい広場)の橋脚には、世界最大級のハートアート作品を展示する。テーマは「Men & Women」。完成は2月5日を予定。

 同展示は区内在住の「ハートアーティスト」西村公一さんによる作品。西村さんは、とび一級国家技能士である反面、地域小学校の特別支援学級の生徒を対象にワークショップや展示会を開催した経験を持ち、「ハートを使ったあらゆるアプローチでコミュニケーションする『ハートアート』」を探し活動を続ける。同イベントでは「自由参加型のハートアート」のワークショップも担当する。

 「ハートストリートとは、『ハート』というアイコンを自在に操り、新しいつながりを生む、ハートウォームなプロジェクト。発祥の地・二子玉川で、恋人同士や家族、仲間で参加いただければ」と西村さんは呼び掛ける。

 7日のワークショップは11時~16時。集合は「フタコのへや」。参加無料。「フタコハートストリート」は今月21日まで。

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