自動車教習所「コヤマドライビングスクール二子玉川校」(世田谷区玉川3,)が7月から、BMWのミニバンを使った教習プランを始めた。
全ての教習と技能検定をBMW X1で行うプランで、同車の教習車への導入は日本初。東京・神奈川にある5校のうち、二子玉川校に2台、他校に1台ずつを導入する。
同校では2009年、大型二輪「ハーレー」の教習プランを導入しており、今回のプランはそれに次ぐもの。若者の車離れが進む中、シェアトップの車種や人気のタイプの車両を教習車として導入することで、「車に興味を持ってもらい、慣れてもらうことが狙い」と同社経営企画室長田口さん。
「今の若い人たちは、実質的・効率的な車選びをするので、今後ミニバンに乗ることも多いと思う。ハンドルの重さや運転席からの見え方など、セダンとは安全に対して異なる点もあるので、免許を取ってから実際に乗る車と同じタイプで特徴をつかんだ教習をしてもらえれば」とも。
料金は通常の国産車を使ったプランと変わらないこともあり、「人気」だという。