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役目を終えたランドセルをリメークした椅子が完成-玉川高島屋S・Cで展示

今年寄付されたランドセルでリメークされた椅子

今年寄付されたランドセルでリメークされた椅子

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 役目を終えたランドセルを回収し椅子にリメークするプロジェクトで、完成した椅子が7月20日から、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)南館6階ホワイトモールで展示されている。

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 今年で2回目を迎える同プロジェクト。昨年は396個のランドセルが集まり、18脚の椅子ができた。今年は114個のランドセルが集まり椅子8脚に生まれ変わった。同社広報担当者は「今年はちょうど募集期間が震災直後だったこともあり、入学を控えた被災地のお子さんに直接ランドセルを送られた方も多いかもしれない」と話す。

 ランドセルの回収と椅子の製作は、南館6階のインテリアショップ「TIME & STYLE RESIDENCE」が担当。ランドセルをほどき、その革を材料として活用し国内の工場で熟練の職人が仕上げた。今年の椅子は、「子どものランドセル姿」を思わせるデザインの背もたれのクッションがついている。

 椅子は8月2日まで展示した後、三軒茶屋にあるキャロットタワー(世田谷区太子堂4)内の「生活文化生活情報センター・生活工房」に設置され、広く市民に利用されることになる。

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