玉川高島屋S･C（世田谷区玉川3、TEL 03-3709-2222）で1月28日、女性限定イベント「チョコレートパーティー」が開催された。

　20ブランドのバレンタインデーギフト用チョコを試食してもらう初の試み。同店ホームページで公募し、40人の定員枠に140人の応募があったという。当日は午前・午後各回24人ずつ48人が参加。30～40代が中心で全員が世田谷区在住。

　当日は、「ショコラの時間」著者の江沢香織さんによる「チョコレートのお話」の後、会場内にズラリと並べられたチョコの試食タイム。ブランドごとに皿に盛り、脇に各商品のパンフレットとギフトパッケージ見本を置いた。

　参加者は各商品を写真撮影したり、興味深そうにスタッフに質問をしたり、配布された資料に書き込みをしたりするなどの姿が見られた。中でも、高島屋が参画し売上金の一部をガーナでのカカオ苗や森を守る活動に役立てる「チョコレボ　ガーナプロジェクト」限定商品への関心が高かった。

　江沢さんは、蜂蜜専門店「ラベイユ」（本社＝杉並区天沼）のバレンタイン商品について「珍しいので試食を楽しみに来た」とうれしそうな様子。夫婦で参加した松田優香さんは「昔からチョコが大好きで、イベント情報を見てすぐ応募した」という。「普段はなかなか食べられないチョコ」の試食を目当てに参加したが、「江沢さんの話が面白くて、スペインにチョコを食べに旅行したくなった」と話す。夫へのチョコを選ぶつもりだったが、試食してみて「どれもおいしくて、ますます迷ってしまった」とも。

　営業時間は10時～20時（一部を除く・専門店は21時まで）。