砧公園内で6月23日、「ノルディック・ウオーク」スタイルのピクニックイベントが開催される。企画は世田谷美術館（世田谷区砧公園1）地下1階併設の「カフェ・ボーシャン」（TEL 03-3415-6011）。

過去のピクニックの様子

　同店は同美術館のリオープンに伴い3月31日に新規開店。店名の由来である20世紀前半に活躍したフランス「素朴派」の画家アンドレ・ボーシャンの故郷・ブルターニュ地方の郷土料理「ガレット」を看板メニューに掲げ、ほかにサンドイッチなどのランチメニューのほか、スイーツやドリンクを提供している。経営は世田谷サービス公社（世田谷区太子堂）。

　「当店は美術館へ入場しなくても利用できるので、砧公園に遊びに来た方にもぜひ気軽に利用してほしい」と山本美徳支配人。テークアウトメニューには昭和女子大学（世田谷区太子堂）現代教養学科とコラボレーションして制作した「ピクニックランチボックス」（850円・夏季は販売休止）があり、これまでにも同ランチボックスを食べながら砧公園でピクニックを楽しむワークショップを開いたことがある。

　今回開催するイベントは、都会の暮らしの中で自然と過ごすライフスタイルを提案するグループ「東京キャンプ」との共同企画で、「東京ノルディック・ウォーク連盟」（江戸川区）の指導員を招いて行うノルディック・ウオークスタイルの「体験型ピクニック」。ノルディック・ウオークとは、特に北欧で普及している2本のポールを使って歩くエクササイズで、手軽に行えるため年齢を問わず運動効果が期待できるという。

　ウオーク後は同公園内ファミリーパークでランチパーティーを開く（お弁当は各自持参）。玉川高島屋S・Cガーデンアイランド内でアウトドア用品などを販売する「snow peak二子玉川店」（瀬田2）の協力も得て、自然の中のピクニックで交流を深める。

　開催時間は10時～14時。参加費1,500円（未就学児童は親子で1組）。悪天候の場合は中止。問い合わせと申し込みは同店へ。