ドナルド・マクドナルド・ハウスせたがや(世田谷区大蔵2、TEL 03-5494-5534)が10月20日・21日、オープンハウスを開催する。
国立成育医療研究センターの敷地内に、国内第1号として2001年に設立された同施設。小児患者の付き添い家族が病院近くに低料金で滞在でき、安心して付き添いできる場所を提供することで、患者家族の負担を社会全体で支援する仕組みづくりに寄与している。
今回で2回目となるオープンハウスは、普段は一般の人が立ち入らない同施設を多くの人に知ってもらおうと企画。今年の目玉は子どもに人気の「ドナルドショー」(2日間共12時~、14時~)。チッチの紙芝居やハンドマッサージ(日本ロレアル提供)、さまざまな協賛企業から提供を受けた商品のチャリティー・試食販売、輪投げ・ヨーヨー釣り、ドリンクコーナーなどの催し物を展開催する。館内を回るスタンプラリーも実施し、施設の意義やどのような人が泊まっているのかなど同施設を知れる仕組みになっている。
隣接する国立成育医療研究センターは、全国から難しい病気・重い病気を患う子どもたちが訪れるため、同施設の稼働率は恒常的に高く、ほぼ満室状態が続いているという。
同施設マネジャーの峯田洋一さんは「この機会にぜひ多くの方に遊びに来て施設の意義を感じていただければ。この施設は、長期入院するお子さんも多いためなかなか全ての方の宿泊希望に応えることができない状態。簡単なことではないが、いつか、もっと部屋数を増やすなどしてより多くの家族を支えることができれば」と話す。
予約不要。オープンハウスは11時~17時。