二子玉川ライズ・オフィス棟内「カタリストBA」(世田谷区玉川2)で2月22日、二子玉川エリアの「瀬田四丁目広場(旧小坂家住宅)」(瀬田4)と「奥沢城(九品仏浄真寺)」(奥沢7)など地元文化財をウィキペディアに掲載する取り組みが行われる。主催は「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム」。
同取り組みは横浜市で継続開催中のワークショップ「横浜をWikipedia(ウィキペディア)タウンにしよう!」の二子玉川版。「ウィキペディアタウン」とは、インターネット上の百科事典ウィキペディアに掲載された街のことで、日本国内では昨年2月に横浜市で始まった。市民自らがオープンデータを活用し課題解決に取り組む世界同時開催イベント「インターナショナル・オープンデータ・デー(International Open Data Day)」と連携して開くことから、行政への市民参加である「オープンデータデー運動」として注目されている。
同コンソーシアムによる二子玉川エリアでの「ウィキペディアタウン」ワークショップの開催は今回で2回目。前回は、かつて二子玉川と渋谷をつないだ重要な都市インフラであった「渋谷町水道」をテーマに、「駒沢給水所」と「砧下浄水所」について「駒沢給水塔風景資産保存会」と連携しウィキペディアページ と オープンストリートマップデータ を作成し、「地域資産の発見/アーカイブ化」を行った。
今回は「世田谷の近代建築」をテーマに「瀬田四丁目広場(旧小坂家住宅)」と「奥沢城(九品仏浄真寺)」をピックアップ。当日は、現地調査を通じて背景にある「地域の歴史」について参加者と「深耕」した後、ウィキペディア執筆とオープンストリートマップのマッピング作業を行う予定。
開催時間は13時30分~18時。参加無料。現在、参加申し込みを受け付けている。