小田急線祖師谷大蔵駅周辺3つの商店街で構成する「ウルトラマン商店街」(世田谷区祖師谷1)は7月6日、駅前広場をメーン会場に「ウルトラサマーフェスタ2014」を開く。
2005年4月より「ウルトラマン商店街」と総称されている同商店街。2011年まで円谷プロダクション本社が砧7丁目に、作者の円谷英二氏の自宅が祖師谷3丁目にあったことにちなんで名付けられた。駅前には同商店街のシンボルである「ウルトラマン像」が立ち、商店街内には「ウルトラマンゲート」やウルトラ兄弟らの街路灯が設置されている。
「ウルトラマン」の第1話が1966(昭和41)年7月10日にテレビで初放映されたことから、同日は日本記念日協会に「ウルトラマンの日」として登録されており、それにちなんで同商店街では毎年恒例の夏イベントを7月第1日曜に開いてきた。
9回を数える「ウルトラサマーフェスタ」。今年は近隣の日本大学商学部(砧5)の学生約20人が企画・運営に参加し、同商店街の約400店舗の風景写真などを展示するほか、同大学の宇田理ゼミ(国際経営史研究)と時田学ゼミ(行動の心理学的理解)の学生が合同でかき氷の模擬店を開く。同イベント運営委員会リーダーを務める宇田ゼミ3年生の吉澤さんは「にぎわいと温かみのあるウルトラマン商店街の魅力を再発見するきっかけにしたい」と意気込む。
ほかに同イベントの「目玉」として、「ウルトラヒーロー握手会」(10時30分~、13時~、15時~)、世田谷区の地域活性化のために結成されたご当地アイドル6人グループ「SweetTimeGirls∞」のステージ、世田谷区商店街連合会のご当地キャラ「がーやん」の登場や地域で活動する団体によるパフォーマンスなども予定する。
開催時間は11時~16時。荒天中止。