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桜新町のハムソーセージ店、夏季限定「ドイツ修道院醸造所」たる生ビール

「生ビールセット」(1,000円)

「生ビールセット」(1,000円)

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 桜新町の駅前通りにあるドイツ製法の自家製ハムソーセージ店「ファインシュメッカーサイトウ」(世田谷区新町2、TEL 03-5450-0505)は、「アルピルスバッハー(Alpirsbacher) 生ビール」を夏季の週末限定で提供する。

ワールドカップ「ドイツ勝利」で500円になるビール3種

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 アルピスバッハ(Alpirsbach)は、ドイツ南西部の「シュヴァルツヴァルト」(Schwarzwald、黒い森)と呼ばれる自然豊かな場所にある街。「同街の顔」としても知られる醸造所は、900年以上前の11世紀にベネディクト会の修道院に併設された。キリスト教の復活祭を前に行われる断食期間(四旬節)には、僧たちの「生命の水」「活力の源」として栄養補給に用いるビールを醸造していたという。現在は「アルピルスバッハー・クロスターブロイ」社が所有し伝統を継承する。

 同所で製造されたビールは「天然軟水を使用し、酵母が生み出す濁った色とフルーティーな味わいが特徴」と店主の齋藤裕司さん。「23区内でこのビールを味わえるのは、『オクトーバーフェスト』以外では当店だけ」と話す。

 アルコール度数は5.5%で、グラス1杯約300ミリリットルで650円。1たる(約70杯分)を毎週金曜日に開けて提供する。昨年は翌日には空になるほど好評だったという。

 1990年から4年間、仕事でドイツに赴任し帰国後に「本場ドイツの味を気軽に楽しんでもらえる店」をコンセプトに掲げ開いた同店。「当店のソーセージとの相性が抜群。開封したての新鮮なたる生ビールと一緒に多くの人に味わってほしい」と、サラダやハムなど日替わりで5種類の盛り合わせと楽しめる「生ビールセット」(1,000円)を用意する。

 ワールドカップ開催中は、ドイツが勝利した時点で終日、ドイツの瓶ビール3種「ビットブルガー ピルスナー」「ケストリッツァー シュバルツ」(以上330ミリリットル、690円)、「ツムユーリゲ アルトビア」(同、790円)を500円で提供する「ドイツ応援キャンペーン」も行う。

 営業時間は11時~21時(イートインのラストオーダーは20時まで)。水曜定休。「アルピルスバッハー 生ビール」の提供は8月末までの予定。

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