食べる

二子玉東地区にフレンチ「ラヴァン グゥ」-バスク地方料理と自然派ワイン

「ラヴァン グゥ」外観

「ラヴァン グゥ」外観

  • 0

  •  

 二子玉川東地区の玉川税務署近くに8月29日、フランスバスク地方の郷土料理をメーンとするレストラン「ラヴァン グゥ(L’AVANT-GOUT)」(世田谷区玉川2、TEL 03-6432-7343)がオープンする。

店内の「自然派ワイン」貯蔵庫

[広告]

 同店は新築ビルの1階部分。店舗面積は約27坪で、席数はカウンター6席とテーブル12席、2つの個室を合わせ全30席ほどを設ける。運営は、店舗開発とオペレーションを手掛ける「ATI PORT」(世田谷区駒沢)。

 店名にはフランス語で「進化」や「前進」をイメージさせる言葉を選んだといい、フランスとスペインの国境地にあり「新旧が融合することで文化を発信している」バスク地方の郷土料理を多く提供する。「二子玉川という街らしく、ファミリーでも落ち着いてご利用いただける、カジュアルな要素を取り入れた店づくりを心掛けた」と同社執行役員で同店プロデューサーを務める高須篤史さん。

 現在のところ、ランチタイム(11時30分~14時30分)は1コース(前菜・メーン 1,700円)のみだが「将来的にはバラエティーを持たせたい」と高須さん。ディナータイム(17時30分~21時30分)には小皿料理(800円~)、バスク郷土料理(1,000円~)と主菜(2,000円~)などを用意する。同店入り口すぐの場所に横幅180センチメートルのショーケースを設置し、総菜メニューを「デリカテッセン」として販売しテークアウトにも対応する。

 同店のもう一つの「こだわり」に「自然派ワイン」を挙げる。「自然派ワイン」とは、一般的に除草剤や化学肥料を使わず、その土地の環境(気候、風土)をそのまま栽培し、人工的な添加物を極力使用せずに「自然な」環境で醸造を行うことを指すが、「実は明確な定義はなくあいまいな言葉」と高須さん。同店で用意するワインは「自分たちが考える、体へのダメージが少なく本当においしいおすすめの『新自然派ワイン』と考えていただければ」と話す。アルコール類はこのほか、クラフトビールも取り扱う予定。

「おいしい食事と、楽しく記憶に残る時間と空間の提供をする」と高須さん。「店名の通り、常に新しいことにチャレンジする向上心をもつ姿勢でお迎えする」とも。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース