玉川高島屋S・C西館近くに3月13日、ラーメン店「二代目小六(ころく)」(世田谷区玉川3、TEL 03-3700-1313)がオープンした。
昨年の5月末まで同所で30年間営業をしていた「小六」の後継店となる同店。キッチンや店内設備を一新し、併せて内装やスタッフ、メニューも新たに再発進した。店舗面積は約5坪、席数はカウンター席10席。
店長の遠藤雄司さんは約8年間のラーメン店勤務の経験を生かし独立。もう一人の店長である井上洋平さんと交代で、11時30分から翌朝4時までスタッフ4人で切り盛りする。
新店のスープはみそ。先代はしょうゆベースのラーメンを提供していたが、「家族連れや女性客も多い」二子玉川の街の客層に合わせ、信州産の合わせみそを新たに選んだ。同所で30年の歴史を持つ先代からは「ラーメンに納豆という、素材のコラボを継承させていただいた」と遠藤さん。
メニューは「一番人気」の「小六スペシャル」と、「チャーシューメン」(以上1,050円)、「味玉ラーメン」(850円)、「小六ラーメン」(750円)。ほかに、みそ味のスープにすり下ろしたセロリを投入し、サンチュレタス、刻みトマト、ネギなどをトッピングした「ベジ味噌(みそ)スペシャル」(1,100円)、「ベジ味噌ラーメン」(800円)など。先代から継承した納豆メニューは「納豆ラーメン」(850円)、「ベジ味噌納豆ラーメン」(900円)があるが、食べやすい「ひきわり納豆」を使用した点が2代目流。ラーメン以外では「ライス」(150円~)と「ミニねぎチャーチュー丼」(250円)、「ワンコインセット(ギョーザ、小生ビール)」(500円)を用意する。
開店から約1週間、「先代からのお客さまが多い」と話す遠藤さん。新スープなどの評判は「上々」で、平日ランチは平均で40食を売り上げているという。「30年という先代の歴史を引き継ぎつつ、自分たちらしさを出せたら」と意気込む。
営業時間は11時30分~23時(金曜、土曜、祝前日は翌4時まで)。