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二子玉川で「イグノーベル賞」講演 創立者らが子どもたちに理科の楽しさ伝える

創立者のマーク・エイブラハムズさんと同賞受賞者・サー中松博士

創立者のマーク・エイブラハムズさんと同賞受賞者・サー中松博士

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 二子玉川ライズ・オフィス棟内にある東京都市大学 二子玉川 夢キャンパス(世田谷区玉川2)で6月28日、「イグノーベル賞受賞者フォーラム」が開かれる。

世界各地の大学で行われた同フォーラムの様子

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 「イグノーベル賞(Ig Nobel Prize)」とは、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究(achievements that make people LAUGH, and then THINK)」をたたえる賞で、1991年にハーバード大学で創設された。毎年、科学、薬学、技術など10分野から受賞者を選出。応募者は900人にも上る。

 これまでハーバード大学やロンドン大学、コペンハーゲン大学など世界各地の著名な大学で受賞者による講義が行われてきた。今回は、過去に同賞の栄養学部門で受賞した中松義郎さん(サー中松博士)からの呼び掛けが世田谷区にあり、同区と包括連携協定を今年3月に結んでいた東京都市大学との共催で、同賞創立者のマーク・エイブラハムズさんを招いたフォーラムの実現にこぎ着けた。

 同フォーラム企画担当者は「日本の子どもたちの理科離れが指摘されているという背景があり、イグノーベル賞受賞者が知的で楽しいレクチャーを行うことで、日本の子どもたちに理科の楽しさを伝え、理科離れを止めたい」と、開催に至った思いを明かした。

 当日は、エイブラハムズさんによる「イグノーベル賞受賞者の業績発表及び紹介」と中松さんによる「同賞受賞基調講演」を行う。プログラム内ではディスカッションの時間を設けており、講演者との直接対話が可能。

 営業時間は13時30分~15時30分。参加無料。要事前申し込み。詳細は同校サイトで確認できる。

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