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二子玉川ライズの屋上菜園広場で地元小学生が農業実習 落花生やサツマイモなど

地元小学生の農業実習の様子

地元小学生の農業実習の様子

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 二子玉川ライズS.C.テラスマーケット(世田谷区玉川1)の屋上菜園広場で地元小学生による農業実習が始まり、野菜の栽培や除草などを行っている。

菜園広場入り口・菜園レポートの掲示も

 4月24日に開業した同商業施設は、周辺の豊かな自然環境と調和した街づくりを目指す一環として、大規模な屋上緑化施設を含む「水と緑の公開空地」を整備している。多摩川の河岸段丘や等々力渓谷をイメージしたデザインを採用した同商業施設の低層棟上部には、約6000平方メートルのルーフガーデン(原っぱ広場・青空デッキ・めだかの池・菜園広場)を設置。「施設全体で豊かな自然を感じられる空間」で、生物多様性保存への貢献度などを定量評価する「ハビタット評価認証(JHEP)」制度で国内最高ランク(AAA)の認証を取得している。

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 約340平方メートルの広さの「菜園広場」は、「多摩川流域の農耕文化を保全・継承するために地域が育んできた野菜や果実を栽培できる『地域参加型』の場所」。同所での野菜を育てる楽しみ、収穫して食べる楽しみを通じて、生産者と消費者の関係を体験しながら食材の大切さなどを学習できる環境の提供を目指す。

 5月下旬より、地元の世田谷区立二子玉川小学校の2年生(4学級、約120人)が「生活」科目で同所での農業実習を開始。落花生、カボチャ、サツマイモを植え、週に1回クラス交代で水やりと雑草抜きなどを行っている。現在は芽が伸び、カボチャの小さな黄色い花などが咲き始めた段階で、小学生たちは持参したペットボトルに入った水を根の付近へかけながら、おのおの感想を話し合っていた。

 同菜園広場の担当で二子玉川ライズ・タウンマネージメントチームの笠原徳広さんは「無農薬で育ているので、虫に食われながら育っていく野菜の姿を見て、作物の大切さなどを実感してもらえる」と話す。現在は敷地の4割ほどの利用だが、9月からは近隣幼稚園も実習に訪れる予定。

 「いずれは収穫祭などを行って、地域やお店とコラボして『イモ煮会』などできたら」と笠原さん。「作物が立派に育つまでどうか温かく見守ってほしい」と呼び掛ける。

 同屋上庭園の開放時間は7時~21時。菜園広場は一般開放していない。

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