玉川高島屋S・C南館裏の新築ビル2階に7月10日、インテリアショップ&カフェスタンド「Re:CENO(リセノ) TOKYO」(世田谷区玉川3)がオープンする。運営は「Flavor(フレーバー)」(京都市)。
「Re:CENO(リセノ)」は、北欧を中心とした世界各国からの輸入品や日本製の家具・雑貨を取り扱うインテリアブランド。「作り手のこだわり」や「製品が生まれる背景」、「特長や使い方」「スタイリング方法」など、「製品の魅力や成り立ち=ストーリーを引き出し、編集し、届けることで、インテリアの楽しさを伝えていくこと」をコンセプトに掲げ、2007年にオンラインショップを開設。2013年8月に初の実店舗を京都の四条烏丸に出店した。今回、関東初進出で二子玉川に2店舗目を開く。
同オンラインショップの顧客の6割が関東在住。出店に当たり中目黒、自由が丘、代官山などさまざまな街を歩いて見て回った中で「先進的な商業施設が立ち並ぶ一方で、多摩川の水辺が広がる二子玉川の風景が気に入った」と同社の中村由美子さん。「生活や暮らしに関わる商品を扱うので、自分たちが住みたいと思った街に出店したかった」と出店理由を話す。
店舗面積は55坪。3階建て新築ビル「STREAM TAMAGAWA」の2階のワンフロアを借り上げ、同ブランドオリジナルのソファやテーブルをはじめ、国内・国外からセレクトしたインテリア・デザイン家具、キッズインテリア、食器・キッチンアイテム、エクステリア、雑貨、植物など、「豊かなライフスタイルに欠かせないアイテム」を数多く展開する。
店内にはカフェスタンドを併設。京都市北区にあるスペシャルティコーヒー専門店「サーカスコーヒー」の焙煎(ばいせん)豆を使用したコーヒー(400円)をはじめ、「レモンとハチミツのフルーツスムージー」(同550円)などスムージー各種、ジュース各種(同350円~)などを、1杯ずつ手作りで提供する。各製品の店内販売も行う。店内にカフェ専用席は無いが、購入したドリンクは店内のソファや椅子などに座って飲むことができる。
中村さんは「リセノのコンセプトを実際にイメージしていただける店づくりを心掛けた。若い女性だけでなく、家族、カップルなど幅広い方々に、ふらっと来てくつろいでいただけたら」と話す。
営業時間は11時~20時。水曜定休。