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二子玉川で「花みず木フェス」 規模拡大で川の楽しみ方も提案

過去の開催風景

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 二子玉川で4月29日、イベント「花みず木フェスティバル」が開催される。

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 同イベントは、1983(昭和58)年に世田谷区と二子玉川振興対策協議会がハナミズキを同地の「シンボルツリー」とする地域緑化協定を締結したことを受け、国道246号や玉電線路跡地などへ記念植樹したことから、地域の商店らが街の振興のために始めた。毎年、花みず木の苗木を提供し、自然環境づくりに貢献してきた。

 今年で34回目を迎える同イベントでは、メイン会場の「兵庫島公園」と第2会場の「二子玉川公園」に加え、今年は第3会場として「多摩川河川敷(二子玉川公園眺望広場階段下)」を新たに追加。昨年は第2会場が増えたことで、来場者数が倍増したという。

 メイン会場は毎年人気を集めるフリーマーケットをはじめ、二子玉川商店街などの出店、警察・消防のコーナーが展開する。ステージでは、地元の二子玉川小学校や瀬田中学校、世田谷総合高校の生徒や、瀬田おやじバンドや玉川交通少年団などの団体が音楽演奏やダンスパフォーマンスなどを繰り広げる。恒例のチャリティーの花みず木苗木の提供は同会場で行う。

 第2会場では、古本や古着を集めたミニフリーマーケットや世田谷区玉川総合支所地域振興課によるかまどベンチやマンホールトイレなどの防災体験コーナーを展開。泉の家のミサンガづくりやワンちゃんクッキーの販売や、川場村やN.C TO GOによる物品販売などのほか、地元カフェや東京農大も参加する。同会場のステージでは、せたがやジュニアオーケストラや世田谷総合高校のコーラス部によるコーラスなどを披露。スポーツ少年団による子ども向けサッカー大会、たまがわバスケットボールの会によるバスケットコーナーなどスポーツイベントも予定する。

 第3会場では、キャンプや災害時に役立つ「火熾(おこ)しワークショップ」やアウトドアならではのコーヒーの楽しみ方を提案するワークショップ「アウトドアコーヒーワークショップ」など、二子玉川のリバーサイドの楽しみ方を提案する。

 二子玉川商店街をアートで埋め尽くす「青空アート&マート花みず木2016」が二子玉川商店街通りで行われるほか、お菓子を使った街並みデザインを行うイベント「おかしの家づくり教室」が玉川町会会館で行われるなど、関連イベントも各所で予定する。

 開催時間は10時~16時30分。

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