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二子玉川で東急線沿線の緑化活動報告会 地ビールを造る支援団体も

「みど*リンク」カンファレンス風景

「みど*リンク」カンファレンス風景

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 二子玉川ライズ オフィス棟8階の「東京都市大学二子玉川夢キャンパス」(世田谷区玉川2)で4月23日、東急電鉄による「みど*リンク」カンファレンスが開催された。

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 「みど*リンク」は、公募によって寄せられた地域の緑化活動の企画の中から東急電鉄が支援を行うことで、「みどり」をきっかけとしたまちづくり・コミュニティーづくりを応援する活動。同活動の前身は、1972年から多摩川田園都市の土地区画整理を通じて、一時的に失った緑を街に返すことを目的として、苗木の配布を行う「東急沿線グリーニングキャンペーン」。2011年までの40年間で累計22万3000本の苗木を配布し、東急線沿線の緑化を推進した。2011年に40年を区切りとして、企画自体を見直し、一定の緑化および地域活性効果が認められる活動を直接支援する「みど*リンク」アクションに進化させたという。

 今年で4回目となる同カンファレンスでは、2015年度の支援グループによる活動報告と2016年度の支援グループの紹介、ランドスケープ・プラスの平賀さんによる基調講演が行われた。

 2015年度の活動報告では、多摩川線沼部駅を活動最寄り駅とする「東調布中スマイルサポート」や田園都市線市が尾駅の「あおばく・川を楽しむ会」など7団体が、緑化活動の内容や成果、今後の取り組みについて話した。

 2016年度の支援グループの紹介では、二子玉川駅周辺を活動エリアとする「せたがやホッププロジェクト」や渋谷駅の「渋谷みつばちプロジェクト」など9団体が紹介された。

 「せたがやホッププロジェクト」は、「地域の方にホップを育ててもらいグリーンカーテンとして利用する」「ホップを育てて収穫し、地ビールを造る」を企画内容とし、ホップの苗や農作業道具の支援を行う団体。「地域の方々とホップを通して交流を行うことによりコミュニティーづくりになる」点と「ホップを毎年育てており継続的に続けるような工夫もしている」点から、コミュニティーづくりと継続性を期待されている。同団体の認証式は4月30日に行われた。

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