世田谷区が5月10日、「世田谷区熊本地震災害支援金」寄付に対する感謝状を玉川町会（世田谷区玉川）に贈呈した。

世田谷区の感謝状贈呈式。保坂区長（左）と芳賀孝会長（右）

　玉川町会、二子玉川エリアマネジメンツ、二子玉川振興対策協議会、玉川商店街振興組合、二子玉川振興組合など同地域の関連5団体は4月23日・24日、二子玉川ライズ ガレリア（玉川1）や二子玉川駅周辺3カ所で熊本地震災害支援の募金活動を行った。

　2日間の活動を通じ集まった総額は118万6,946円。同活動中には、福岡県から上京したという女性2人組から「九州のためにありがとう。応援していただきとてもうれしい」との声が寄せられたり、小学生がこづかいを握りしめて募金したりする姿もあったという。

　玉川町会は同募金を4月26日、世田谷区に託した。寄付金は熊本市が取り組む災害復旧・復興事業の財源として活用される。

　玉川町会の芳賀会長は「ご協力をいただいた皆さまと募金活動に従事してくれた二子玉川の皆さまに心から感謝している。SNSなどを通じて応援してくれた方々へもお礼の気持ちをお伝えしたい。二子玉川の街の素晴らしさをあらためて実感した」と話す。

　世田谷区の熊本地震災害支援金受け付けは6月30日まで。