玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)の西館1階アレーナホールで7月23日、「生命40億年の旅~大むかしの生きもの展~」が始まる。
毎年恒例となっている夏の企画展。2014年には「たまがわ昆虫展~いきものに学ぶ不思議な世界~」、2015年には「たまがわアマゾン展 ~この夏、ニコタマにアマゾンがやってくる!~」を行い、数多くの来客者でにぎわせてきた。今年の企画展は、生命の起源や自分たちのルーツ、地球環境について学んでもらうことにスポットライトをあて、展示物を紹介する。
展示物は、古生代・カンブリア紀の最大最強のモンスター「アノマロカリス」をはじめ、奇妙な生きものらのオリジナルCG映像、ティラノサウルスやナウマンゾウのロボットや恐竜の全身骨格模型など。生きた化石と呼ばれるオウムガイやカブトガニ、シルバー・アロワナの生体展示も予定する。
会場内では、さまざまなワークショップも開かれる。今回、初の試みで18時から開催する時間帯も設け、子どものみではなく大人も楽しめるようなワークショップとして工夫する。
そのほか、本館1階グランパティオを利用し、恐竜や古生物学の面白さを伝える恐竜専門家「恐竜くん」が参加したトークショーを開催。子どものころから恐竜が好きで、「わかりやすさ」と「楽しさ」を第一にした恐竜トークと得意のイラストを繰り広げるという。同会場では、同展の音楽・音響デザインを担当する楯直己さんの音楽ライブなども開かれる。
イベント担当者は「二子玉川はアカデミックな内容を好む人が多く住んでいる。今回は、自分たちのルーツについて学び、楽しんでいただければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時。入場料は、大人(中学生以上)=600円、子ども(3歳~小学生)=400円、3歳未満無料。8月17日まで。