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上用賀に週末限定カフェ コミュニティー型カフェ目指す

外観

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 土日限定カフェ「grain Cafe」(世田谷上用賀3、TEL 03-6721-1966)が10月6日、馬事公苑駐在所交差点近く、リフォームとインテリアコーディネートを手掛ける「Room375」の1階にオープンした。

料理「おとうふのガトーショコラ」

 地域住民の生活を豊かにするソーシャルオフィスにしたいという思いから、世田谷の住宅街にオフィスを構えた同社社長の福島美邦子さんは「この場所を、本業に加え地域の人たちと一緒に何かをつくっていけるようなベースにできないかと考えていた中で、『食』が人と人をつなぐ最も重要な要素だと思った。まず『週末カフェ』からスタートして、地域の方とのコミュニティーをつくりながら新たなビジネスにつなげていければ」と話す。

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 豆腐や豆乳など「豆」を使った体に優しい料理やスイーツを提供する同店。店名の「grain」は、フランス語で「粒」という意味があり、一粒一粒の豆にかける作り手の思いをくみ、「ただおいしいだけではなく、その一粒の豆が生まれるまでのストーリーを客に届けたい」との思いを込めて、豆腐マイスターの資格を持つ店長の中山さんの豆好きが高じて付けた。

 平日はデザインオフィスとして使われ、週末にカフェとなる吹き抜けのある店内は、「まちライブラリー」も併設し、世田谷区がモチーフのモニュメントを飾るなどインテリアにもこだわり、開放感のある空間に仕上げた。席数はテーブル席12席。

 素材にもこだわり、豆腐は大豆本来の甘さと味を追求する葛飾区の「気合豆腐埼玉屋」、コーヒー豆は自家焙煎(ばいせん)したコーヒーを扱う世田谷区宇奈根の「Un Sou Cafe」、野菜は土、微生物環境、品種にこだわる、世田谷区出身の生産者が営む茨城県八郷の「ソルズファーム」、ハーブティーはハーバリストが香り、味、薬効を考慮してブレンドする三鷹市の「HERBAL Labo」から仕入れる。

 ランチメニューは、「おとうふとたっぷり季節野菜のキッシュ」(800円)、キッシュとサラダ、スープ、ドリンクがセットになった「ランチセット」(1,200円)を用意。

 スイーツは、「黒豆ときな粉のパウンドケーキ」、気合豆腐埼玉屋の絹豆腐「塩田」を使いホイップとカシスを添えた「おとうふのガトーショコラ」、濃厚な「気愛豆乳 玉誉れ」と沖縄県波照間島の八重山黒糖の黒蜜を使った「豆乳プリン」(以上500円)、スイーツとドリンクがセットになった「ドリンクセット」(800円)など。

 ドリンクは、「今月のコーヒー」「アイスコーヒー」(以上500円)、「豆乳ラテ」(650円)、「ハーブティー」「薔薇と紅茶のブレンドティー」(以上500円)、「ほうじ茶豆乳ラテ」(650円)、「萌黄色のペパーミントティー」(500円)、「茜色のコーディアルソーダ」(650円)などをラインアップ。コーヒーはテークアウトもできる。

 今後は、ランチメニューをさらに充実させ、デリバリーや仕入れ先の食材の販売なども考えているという。

 福島さんは「地域の方の心やライフスタイルを満たしていきたい。このカフェが、スタートアップや週末起業家など、何かをやってみたいと思う人のきっかけづくりを提供できるハブとして機能できればと考えている。今後はライフスタイルに沿ったワークショップなども実施していくので、気軽にカフェに遊びに来て相談していただければ」と話す。

 営業時間は、土曜=11時~18時、日曜=12時~17時。第3土曜・日曜定休。