「世田谷美術館さくら祭」が3月30日・31日、世田谷美術館(世田谷区砧公園1)の美術館前広場で開催される。
毎年砧公園の桜が楽しめる時期に開催される同イベントは今年で15回目を迎え、例年3000人ほどの来場者でにぎわうという。
当日は、ワークショップをはじめ、ミニライブ、フリーマーケットなど子どもから大人まで楽しめるプログラムを用意する。
「100円ワークショップ」では、好きな形に作ったプラ板に色をすくって着色する「さくら色すくいキーホルダー」(1日6回、定員先着5人)や、好きな絵を描いて世界に一つの缶バッジを作る「お絵かきカンバッチ」(10時30分~15時、随時受付、同先着150人)などを用意。
チャリティーライブ「What A Wonderful World~この素晴らしき世界」(13時~)は、親しみやすいジャズのスタンダードナンバーを中心としたライブを行う。会場では、障がいのあるアーティストへの支援を行う「エイブルアートアワード」への募金も実施。
「フリーマーケット」は、世田谷美術館の講座「美術大学」の卒業生たちが中心になり、古着や雑貨の販売をはじめ、気軽に参加できるワークショップも開催。出店料と売り上げの一部は、エイブルアートアワードに寄付する。
30日は、世田谷美術館の開館記念日となるため、開催中のミュージアムコレクション「アフリカ現代美術コレクションのすべて」が無料で鑑賞できるという。
同館学芸部教育普及担当の東谷千恵子さんは「このお祭りは、世田谷美術館のボランティア、友の会、『美術大学』の卒業生など、普段から同館に関わっている人たちによる手作りのイベントとなっている。アットホームな雰囲気を楽しみに、気軽に遊びに来ていただければ」と話す。
開催時間は10時~16時。雨天の場合は館内で開催。