二子玉川ライズ・ショッピングセンター(世田谷区玉川2)が9月11日、タウンフロント7階レストランフロアをリニューアルオープンした。
今年で創業8年目を迎える同施設。2015(平成27)年のII期オープンで、日本初業態の蔦屋家電やシネコンなど時間消費型のテナントの出店で来客数が増加。同年9月には楽天の移転で、約1万人のオフィスワーカーの増加により客層が変化した。環境や客の変化に対応するため、施設では積極的に店舗の入れ替えや改装を行い売り場をアップデートしてきたが、レストランフロアも同様に変化に対応する必要性が出てきたことから、2011(平成23)年春の開業以来初の全面リニューアルに至った。
リニューアル後の名称は「FUTACO TABLE」。FUTACOのCOは「共に」を表すラテン語「cum=together」が由来で、さまざまな人がさまざまなシーンで共にテーブルを囲み、すてきな時間を過ごしてほしいという願いを込めて命名した。二子玉川に住む人、訪れる人、働く人にとって、ランチやディナーの食事需要はもちろん、カフェ利用や、ちょい飲み需要にも対応できる「居心地の良い空間」を目指す。
今回オープンする9店舗のうち新店は、九州の回転ずし「寿司虎」がカナダ進出を成功させた「Aburi Sushi TORA」業態で、二子玉川に凱旋(がいせん)上陸する「九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA」、商業施設では初出店となる「タイ屋台999(カオカオカオ)」、関東初出店の「和ごはん とろろ屋」「Italian Kitchen VANSAN」、「北海道バル YOSHIMI」の5店舗。「おぼんdeごはん」「とんかつ新宿さぼてん」「梅蘭」「韓美膳」の4店舗はリニューアルオープンとなる。
11月には和カフェ「chano-ma」、12月には海鮮レストラン「KAISEN MART」のオープンも予定している。
同施設担当者は「いつでも通いたくなる居心地の良い空間であり、地域に根付き愛着を持ってもらえるフロアを目指している。ご家族との団らんや仕事帰りの一杯、友人とのちょっとしたパーティーなど、食事のひとときを楽しみに気軽に利用していただければ」と話す。
営業時間は11時~11時(最終入店、ラストオーダーは一部店舗によって異なる)。