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二子玉川ライズで親子向け運動遊びイベント 運動能力と社会的スキルアップへ

昨年のイベントの様子

昨年のイベントの様子

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 スポーツと自由な遊びを融合した運動遊びイベント「MINI JUMP-JAM Park(ミニジャンジャンパーク)」が9月21日と10月26日、二子玉川ライズ(世田谷区玉川1)ルーフガーデンの原っぱ広場で行われる。主催は、全国の児童館の活動を支援する一般財団法人児童健全育成推進財団。

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 勝ち負けにこだわらず、一体性や協調性、楽しむことに重きを置いた運動遊びのプログラム「JUMP-JAM(ジャンジャン)」。ジャンプしたり一緒に走り回ったりして遊ぶときに感じる楽しさを反映して名付けたという。

 自由に遊べる時間や場所の減少によって、運動不足となり、体力低下が懸念されている現代の日本の子どもたちの身体的・運動能力の向上や、コミュニケーション力、問題解決力など、社会的・感情的スキルを養うことを目的として、千葉工業大学創造工学部体育教室 引原有輝教授の監修の下、開発された同プログラム。「遊びを通して児童の心身の健全育成を図ること」を目的として2017(平成29)年12月から都内10カ所の児童館でスタートし、現在72カ所の児童館に導入されている。

 昨年9月に二子玉川ライズで行われた同イベントでは、勝ち負けにこだわらない運動遊びを、90人近くの親子が楽しんだ。参加者からは、「また一緒に遊びたい」「自分の子どもが、あんな動きや走りができるようになったのを見ることができて良かった」「近くの児童館でも実施してほしい」という声が上がったという。

 当日は、「鬼ごっこ」「ジャンケン」をはじめ「王様陣取り」「エアサッカー(頭脳ゲーム)」「ペアペアバスケット」など、誰でも知っているような遊びにアレンジを加えたプログラムで、親子や参加者同士で協力しながら体を動かして遊ぶ。各回4つ程度の遊びを体験する内容で、具体的にどんな遊びをするかは、当日にトレーナーと参加者が一緒に決めていく。

 同財団の担当者は「昨年『MINI JUMP-JAM Park』も秋の気持ちのいい風を感じながら、参加者同士が遊びを通じて楽しい時間を過ごすことができた。運動が得意ではないと思っている人も、運動能力の差に関係なく子どもと一緒に楽しめるプログラムなので、気軽に参加していただければ」と話す。

 開催時間は10時30分~、13時30分~、15時30分~。対象は小学生とその保護者。定員は各回40人。参加無料。要事前申し込み。

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