玉川高島屋(世田谷区玉川3、TEL 03-3709-3111)が5月3日から、ドライブスルー形式での生鮮食品など食料品販売を始めた。
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、4月8日から食料品フロアのみの時短営業を行っている同店。客に安心して買い物をしてもらえるよう、店内の混雑状況などを案内し、時差買い物への協力などをこれまで呼び掛けてきたが、より一層客に安全、安心して買い物をしてもらえる環境を提供したいとの思いからドライブスルー販売を始めた。客は電話で希望の商品を注文し、翌日に車から降りずに支払い、商品の引き取りをする仕組み。
対象商品は、「野菜」「くだもの」「米」「弁当」「パン」「惣菜」の6種類。
生鮮品は、キュウリ、トマト、長ネギなどの「野菜」をはじめ、リンゴ、デコポン、バナナなどの「果物」、ゆめぴりか、コシヒカリなど注文を受けてから精米する「米」などを用意。「弁当」は、ブッツデリカッセンの「ローストビーフ重」、銀座ハゲ天の「天丼」、たいめいけんの「洋食やのオムライス」、「パン」は、フォションのバゲット、パン・オ・フロマージュ、クロワッサン、「惣菜」は、華正樓の「肉まん」、ての字の「うなぎ蒲焼き」、人形町今半の「自家製メンチカツ」など、80品目以上の商品をラインアップする。品ぞろえについては、今後も客の要望に応じて検討していくという。
同店食料品担当の島村慧さんは「ドライブスルーで、よりお客さまに安心してお買い物を楽しんでいただきたい。生鮮食品に加え、人気のある名店の弁当や惣菜なども取りそろえたので、気軽に利用していただければ」と話す。
注文受付時間は11時30分~14時、商品受け渡し時間は翌日11時~13時。予約は電話で受け付ける。