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上野毛のクリニックが乳幼児健診を無償で提供 健診自粛の自治体在住者対象に

当日の様子

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 「医療法人社団のびた みくりキッズくりにっく」(世田谷区上野毛2、TEL 03-3701-1010)が5月5日、無償の乳幼児健診を開始した。

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自治体の乳幼児健診の自粛、延期や医療機関の受診控えが起こる中、実家にも頼れず孤独や不安を感じている保護者が多く存在しているという。同クリニックでは、保護者の不安を軽減するため、感染症状のない患者のみを診察するクリーンタイムの設置をはじめ、前後時間帯の院内消毒や換気、オンライン診療の開始など、さまざまな取り組みを行ってきた。このような非常事態でも、必要な時に安心して予防接種や健診を受けてもらえるよう、さらなる支援をしたいとの思いから、無償の乳幼児健診をスタートしたという。

 同クリニックの本田真美院長は「乳幼児健診は、赤ちゃんの健やかな成長発達の確認だけでなく、重大な病気の発見、保護者の育児不安や虐待などのサインを見逃さないことに大きく貢献している。生後3-4カ月という時期は、保護者が体力的にも余裕のなくなる時期でもあり、離乳食の準備や睡眠リズムの変化など、赤ちゃんとの生活にも大きな変化がある。その大切な時期に小児クリニックとして支えられないのは、我々の使命に反すると考えた。健診の時期を遅らせたり飛ばしたりせずに、その時期にきちんと専門家が介入したいという思いで、乳幼児健診を無償で提供することに決めた」と話す。

 対象となるのは、生後2週間健診、1カ月健診、3~4カ月健診、3歳健診。対象者は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため乳幼児健診を中止している自治体の在住者。同クリニックでは、医師、看護師をはじめ、助産師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士といった多職種が連携することにより、自治体主導の健診と遜色のないサポートが提供できる。

 運動習慣が少なくなりがちな保護者と子ども向けに、音楽療法士によるリトミックのオンライン配信「みくりとみっく」などのプログラムも用意。今後も、子育て支援企画を順次追加していくという。

 本田院長は「困った時だけではなく、困っていない時でも、遊びに行きたくなるようなクリニックを目指してやってきた。子育てには不安がつきもの。たくさんの専門家が赤ちゃんと皆さまにお会いできることを楽しみに待っているので、気になることや悩みなど、何でも気軽に相談していただければ」と話す。

 健診時間は、2週間健診、1カ月健診=木曜、13時~15時。3~4カ月健診、3歳健診=平日、土曜、日曜14時~17時。要予約。祝日は休診。

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