「小料理びすとろサリチェ」(世田谷区上野毛1、TEL 03-6809-8484)が7月1日、上野毛交番裏にオープンした。
都内のフレンチやイタリア料理店で30年以上経験を積んだという店主の柳正之さんが初出店した同店。「気軽においしい欧風料理と酒が楽しめる店」をコンセプトに掲げ、店名の「サリチェ」は店主の名字「柳」を意味し、料理スタイルである「和XフレンチXイタリアン」を3カ国語で表現したという。
当初4月にオープン予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期し、換気や消毒など感染防止策を講じてオープンした。店内は、ワイングラスをかたどったランプシェードが目を引くオープンカウンターを中心に、料理をしながら客と自然に会話がはずむようなカジュアルな空間を演出する。店舗面積は約10坪。席数はカウンター席6席、テーブル席8席。
メニューは「前菜盛り合わせ」(1,200円)、「タコのアラビアータ煮」(880円)、「魚介のクリームコロッケ」(780円)などの前菜をはじめ、「季節のオイルパスタ」(1,000円)、「ボロネーゼ」(1,200円)などのパスタ、「鮮魚のアクアパッツァ」(1,800円~)、「牛タンの柔らか煮 京みそソース」(2,400円)などのメイン、「酒かすのチーズスフレ」(520円)などのデザートを用意。定番メニューに加え、その日仕入れた食材を使ったお薦め日替わりメニューも用意する。今後は地元農園で採れた野菜や、北陸産の魚介類なども取り入れていく予定という。
ドリンクは、「生ビール ハートランド」「大人のレモンサワー」(以上500円)、「加賀鳶 山廃純米」(680円)、「加賀鳶 純米吟醸」(780円)など石川県の地酒をはじめ、岩手県・アールペイザンワイナリーのシードル、常時20種類ほどを取りそろえる国産ワインなどを用意する。
店主の柳正之さんは「地元の人たちに愛される店を目指している。おいしいお酒と日本の食材を生かした料理を用意しているので気軽に来ていただければ」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時(金曜・土曜・日曜・祝日のみ)。ディナー=17時~23時。水曜定休。