沿道飲食店の路上利用の取り組み「二子玉川まちみちテラス」が8月9日から、二子玉川商店街(玉川3)で始まった。主催はまちづくり団体「一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ」。
国土交通省による、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店などを支援するための緊急措置、沿道飲食店等の路上利用の占用許可基準の緩和を受け、同団体と二子玉川商店街が、感染症拡大防止に配慮した新しい生活様式の定着と経済活動支援を目的とした新たな取り組みをはじめた。
「二子玉川のみちをテラスに、まちのリビングへ」をコンセプトに、沿道飲食店内の密集を避け、既存の交通規制時間内に限り、区道と国道の道路占用申請を行い、テークアウト、テラス営業などの路上利用ができるようにした。
「みちテラス」は、区道エリアを活用し同商店街を貫く大山みちの店舗前をテラス席にし、街ゆく人を眺めながら屋外でゆったりできる空間を設置。現在の実施店は、「NEW VALLEY」、「玉川三丁目酒場」、「西河製菓店」。
8月23日からはじまる「ふれあいテラス」は、国道246号高架下「二子玉川西地区 ふれあい広場」前の国道エリアを、周辺店舗のテークアウトや飲食スペース、物販、デモンストレーションなどの交流の場として活用する。
同事業担当の内野洋介さんは「まずは一度テラス席に座ってみていただきたい。どんな気持ちだったか、何を感じたか、そこから見たまちの風景は自分の目にどう映ったか、きっとそんなことをそのテラス席で誰かと話し合う機会がほしくなると思う」と話す。
実施期間は、11月30日までの日曜・祝日11時~19時。