春の訪れと共に桃の節句を祝う「玉川高島屋S・C のひなまつり」が2月10日から、玉川高島屋S・C（世田谷区玉川3）で開催される。

　今年で4回目を迎える同イベントは、南館6階ホワイトモールに、66個の「雛（ひな）のつるし飾り」と高さ約1.6メートルの「七段雛壇」を飾る。江戸時代後期から静岡県東伊豆町稲取に伝わる「雛のつるし飾り」は、女の子の健やかな成長を願って一つ一つ手作りされ、意味や決まり事を守りながら、独自の和裁細工として現在まで受け継がれ、日本三大つるし飾りの一つにも数えられる、伊豆の春を彩る伝統行事。

　2月20日～28日の土・日曜・祝日は静岡県東伊豆町特産のカーネーションを配布するほか、「カフェフーケ」「平田牧場」「グリエアルカサール」など対象レストラン14店で東伊豆産イチゴ「紅ほっぺ」を使った期間限定メニューを提供する「東伊豆『紅ほっぺ』ストロベリーフェア」も同時開催する。

　イベント期間中、応募フォームからアンケートに回答した人を対象に、「伊豆・稲取温泉ペア宿泊補助券4万円分」「東伊豆干物セット」「東伊豆産みかんワイン」などを抽選で進呈する。

　イベント担当者は「昨年より数を増やし、より華やかになった『雛のつるし飾り』を見ていただきたい。ストロベリーフェアで気分転換や息抜きがてらランチやアフタヌーンティーなども楽しんでいただけたら」と話す。

　開催時間は10時～20時。3月3日まで。