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玉川高島屋S・Cにコミュニティー拠点「たまがわLOOP」 街や社会へ視点広げ

アクティビティーの様子

アクティビティーの様子

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コミュニティー拠点「たまがわLOOP」が4月18日、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)にオープンした。企画運営はたまがわ生活文化研究所(世田谷区)。

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 玉川高島屋S・Cを利用する客の活動拠点として2011(平成23)年に開設した会員制サロン「玉川テラス」の10周年を機に、リニューアルオープンする。少人数での講座やワークショップなどの活動を行っていた「玉川テラス」は、地域性や社会的視点が弱く、活動の可視化がされていなかったことから、発信力や拡散力などに課題を抱えていた。新たにオープンする「たまがわLOOP」では、日々の暮らしを豊かにするために、街や社会へ視点を広げて活動を進化させていきたいという。

 コンセプトは「街へ、社会へ。繋(つな)ぐ、繋がる」。名称の「たまがわLOOP」には、人と人、店と人、地域と社会とのつながりを強くしていきたいとの思いを込め、ロゴには引けば引くほど結びが強くなる「水引」をモチーフにした。

 同拠点では、今の時代の課題に取り組む仲間の集まり「ソーシャルウェルネス 私たちのSDGs」をはじめ、同じ趣味、志向の人が集まるコミュニティー活動「ウエルビーイング 大人の部活・同好会」、同施設内の店が参加者とコミュニケーションを深めながら商品やサービスの世界観を体感する「ショップアクティビティー」の3つのテーマを軸に活動を行っていく。

 オープン後は、「焼きチーズ職人たちの国産チーズ チーズで旅する日本」「親子で学ぼう!プロが教える『感染症に負けない!正しい予防週間』」「大人のための数字カフェ」、ファザーリング・ジャパンの川崎高之さんによる「たまがわパパ倶楽部キックオフトーク」など、さまざまなアクティビティーを用意する。アクティビティー終了後は、SNSを通じ参加者同士のコミュニケーションを図るなど、デジタルでもコミュニティーの場を広げていく。

 今後同コミュニティー拠点を、秋には「日本橋島屋S・C」に、2022年春には「流山おおたかの森S・C」に展開していく予定だという。

 同施設担当者は「『たまがわLOOP』では、街や社会に目を向けたコミュニティー活動を展開していきたい。こうしたコミュニティーをつくっていきたいと思っている方は、相談していただければ」と話す。

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