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玉川高島屋S・Cが「ARナビゲーションアプリ」 商業施設ではいち早い導入

玉川高島屋S・C外観

玉川高島屋S・C外観

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 ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」による施設内外のルート案内が6月22日、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)で始まった。

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 テレコムスクエア(千代田区)が開発した「PinnAR」は、スマホのカメラが映す実際の風景上にルートが表示される「AR(=拡張現実)ナビ機能」を搭載したナビゲーションアプリ。「屋内ARナビ機能」により、駅やショッピングモールなどの屋内施設内でも現在地を測定する。AR画面に表示される矢印のルートに従って進むだけで目的地に到着することができる。

 ショッピングセンターでは全国でも初の試みというARナビゲーションアプリの導入は、館内や別館へのアクセスについての問い合わせが多いインフォメーションで客と従業員の接触機会を減らす感染予防対策と客の利便性の向上が目的。本館と南館の館内を手始めにサービスを開始し、2022年2月末までに西館やマロニエコートなど別館にもサービスを拡大する。今後は、周辺エリアの二子玉川駅から半径2キロ圏内にある100以上の店も対象にしていく予定だという。

 同施設担当者は「『PinnAR』の導入で、専門店、百貨店、別館など隣接する施設同士をシームレスに案内できるようになり、いつもと違う買い物ルートの提案も可能となった。今後は各ショップで利用可能なクーポンや、館内イベントの情報なども『PinnAR』を通じて発信していきたい」と話す。

 AndroidとiOSに対応。ダウンロード無料。

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