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二子玉川の水辺で社会実験プロジェクト 第3弾は「アウトドアオフィス」

「Mizube Fun Base」の様子

「Mizube Fun Base」の様子

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 まちづくりプロジェクト「Mizube Fun Base(ミズベ ファン ベース)」が兵庫島公園(玉川3)で10月18日から、「アウトドアオフィス」の社会実験を始めた。主催は一般社団法人二子玉川エリアマネジメンツ。

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 同団体が世田谷区に提案した「都市再生整備計画」が2020年10月に策定されたことを受け、7月から多摩川河川敷を使った実証実験場「Mizube Fun Base」を展開。第1弾の飲食サービスの提供「フードトラック」からスタートし、9月には第2弾として一緒に場をつくる仲間を募集する「スペースレンタル」を始めた。実証実験による事業収益は、二子玉川の河川・公園空間の環境整備費用や「Mizube Fun Base」の活動に充当し、利用者へのアンケートなど事業性の検討を行いながら、新しい試みが生まれる場にしていきたいという。

 第3弾はニューノーマル時代に即した働き方を創出する「アウトドアオフィス」。日常の働き方の中にアウトドアを気軽に取り入れることができれば、テレワークやオンライン会議が増えた新型コロナ禍の中でも、よりオープンなコミュニケーションが生まれるのではとの考えから企画した。グループでの利用者を対象とし、テーブルタイプとたき火台タイプの2種類を用意。コーヒー、紅茶、水、スモアセットを人数分提供する。1セット最大5人までで、料金は8,000円。

 同イベント担当の内野洋介さんは「街のすぐ近くに豊かな自然がある二子玉川で、テーブルだけではなく、許可が必要なたき火を囲んだミーティングを体験してみては。スペースレンタルも募集中なので、皆さんのユニークなアイデアをお待ちしている」と話す。

 開催時間は、アウトドアオフィス=平日15時~17時。スペースレンタル=土曜・日曜10時~17時。11月30日まで。

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