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「世田谷246ハーフマラソン」2年ぶりに開催へ 無観客で、オンラインマラソンも

一昨年のイベントの様子

一昨年のイベントの様子

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「世田谷246ハーフマラソン」が11月14日、開催される。主催は、世田谷246ハーフマラソン実行委員会、世田谷区ランナーズクラブ。

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 今年で16回目を迎える同大会は、国道246号線をメインに多摩川沿いや住宅街を大勢のランナーが走り抜けるスポーツイベント。スポーツ振興と区民の健康増進を推進するとともに「スポーツの世田谷」の魅力をアピールし、世田谷区のブランド向上を目的に開催している。昨年は新型コロナウイルスの影響に伴い開催を見送ったが、今年は無観客開催、参加定員数の縮減、事前の健康確認や入退場の管理、完走証のWEB発行など感染症対策に配慮した上で開催する運びになった。

 当日は、オリンピック日本代表選手や元世界陸上日本代表選手である入船敏さん、川嶋伸次さん、藤田敦史さんをゲストランナーに招待。世界の舞台で活躍してきたトップアスリートの走りを間近で感じながら、一緒に汗を流すことができる。

 21.0975キロを走る「ハーフマラソンコース」は、駒沢オリンピック公園陸上競技場をスタートし、駒沢公園通り、国道246号、二子玉川、多摩堤通り、吉沢橋、砧本村、世田谷区・狛江市境付近、多摩川サイクリングコース、二子玉川緑地運動場、兵庫橋(予定)、多摩堤通り、目黒通り、駒八通りを経由して、駒沢オリンピック公園陸上競技場にゴールするコースとなっている。

 例年、駒沢公園走路をコースとしている「健康マラソン」は、一般の公園利用者との接触を避けるために駒沢陸上競技場トラックを走る「800メートル/1,600メートル タイムトライアル」に内容を変更する。「ハーフマラソン」では、部門別1位から3位のランナーにメダルと賞状を、部門別4位から6位入賞者に賞状を、参加賞としてオリジナルTシャツを、それぞれ進呈する。「タイムトライアル」は参加賞としてハンドタオルを進呈する。

 今年は、新型コロナ禍でも区民が安心して参加できる機会の確保に加え、例年、申し込み時の抽選で多くの落選者を出していることから、「完走タイプ」と「累積タイプ」の2部門を用意した「世田谷246オンラインハーフマラソン」も同時開催する。

 オンラインハーフマラソンでは、11月6日から13日までの期間に任意の場所からスタートしてもらい、オンラインでハーフマラソンの完走を目指してもらう。参加賞としてネックゲイターを進呈する。

 世田谷区スポーツ振興財団の工藤雅人さんは「当大会の開催に当たり、関係機関並びに協賛各社、医療従事者、各地域の皆さまに心から感謝したい。今年は無観客開催となるので沿道での応援や観戦はできないが、心の中から温かい声援を届けてもらいたい。参加者の皆さんには、2年ぶりの当大会を楽しむことで日頃の練習の成果を存分に発揮してもらえれば」と話す。

 ハーフマラソンは8時30分スタート。荒天中止。

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