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玉川高島屋S・Cで恒例の「ひなまつり」 健やかな成長と幸せへの願い込め

会場の様子

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 春の訪れとともに桃の節句を祝う「玉川高島屋S・C のひなまつり」が2月9日から、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)で開催されている。

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 今年で5回目を迎える同イベント。今年は本館1階グランパティオにも会場を広げ、南館6階ホワイトモールと合わせて96個の「雛(ひな)のつるし飾り」と、高さ約1.6メートルの七段ひな壇を飾る。江戸時代後期から静岡県東伊豆町稲取に伝わる「雛のつるし飾り」は、女の子の健やかな成長や幸せを願い一つ一つ手作りされ、意味や決まり事を守りながら、独自の和裁細工として現在まで受け継がれ、日本三大つるし飾りの一つにも数えられる伊豆の春を彩る伝統行事。

 毎年、東伊豆町が大学と連携し町の魅力発信や人材育成を目的に活動する「昭和女子大学 東伊豆町魅力発信プロジェクト」とコラボレーションして行っている。今年初の試みとして、会場に学生が手作りしたつるしびなや、東伊豆町を取材した内容をパネル展示する。

 2月27日までの土曜・日曜は東伊豆町特産のカーネーションを配布する。19日からは「カフェフーケ」「TRIANGLE CAFE」「フラベド ルーフトップ」など対象13店舗で東伊豆町産のかんきつとイチゴを使った期間限定メニューを提供する「いずのはる&紅ほっぺ」フェアも同時開催する。

 26日には、講師に「雛のつるし飾り」製作グループ「ニコニコ会」代表の齋藤美智子さんを迎え、つるし飾り作りのワークショップを開く。(参加費=3,000円、要事前申し込み)。

 イベント期間中、応募フォームからアンケートに回答した人を対象に、「伊豆・稲取温泉ペア宿泊補助券4万円分」「東伊豆町産干物セット」「東伊豆町産柑橘(かんきつ)いずのはる(はるひ)5キロ」などを抽選で進呈する。

 同イベント担当者は「気軽に旅行に行けない時期が続くが、昨年より会場も広げより華やかになった『雛のつるし飾り』の装飾やスイーツフェアを通じて、一足早い春の雰囲気を楽しんでもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~20時。3月3日まで。

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