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玉川高島屋S・Cと世田谷区が災害協力協定を締結 地域の安心・安全目指し

東神開発社長倉本真祐さんと世田谷区長保坂展人さん

東神開発社長倉本真祐さんと世田谷区長保坂展人さん

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 玉川高島屋S・Cを管理・運営する東神開発(世田谷区玉川3)が3月10日、世田谷区と「災害時協力協定」を締結した。

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 2019年の台風19号では、多摩川の氾濫や内水氾濫で大きな被害が発生した二子玉川地域。子どもや高齢者に高台の水害時避難所へ避難してもらう難しさや自家用車の避難で避難所周辺でのコインパーキング不足などの課題が顕在したことをきっかけに、地域住民の安心・安全・快適を支え、防災対策を強化しようと締結した。

 「自家用車車中における一時避難施設等の利用及びシャトルバスによる避難者の輸送に関する協定」では、警戒レベル4以上発令時には世田谷区からの要請に基づき、玉川高島屋S・C本館から水害時避難所の瀬田小学校・中学校まで同社所有のシャトルバス4台がピストン輸送を行う。瀬田の高台にある別館でガーデンアイランド(世田谷区瀬田2)の駐車場228台分を避難者に開放。車中泊を受け入れる。

 「災害発生時における帰宅困難者の受入れの協力に関する協定」では、地震での災害発生時、帰宅困難者の一時滞在施設として本館1階グランパティオ、西館1階アレーナホール・アレーナサロンを開放。収容人数は963人。トイレ利用してもらうほか、水や食料など1人当たり3日分の備蓄品を提供する。

 同施設担当者は「50年以上にわたる二子玉川の開発で地域に密着したコミュニティ基盤の創造とサステナブルな地域社会の実現に取り組んできた。今後も自治体、周辺施設との連携を深めながら地域の防災対策に貢献するとともに、地域との共生を推進していきたい。これからは災害時の避難場所にもなるので、買い物だけでなく気軽に下見や見学に来てもらえれば」と呼びかける。

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