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玉川高島屋S・Cで「災害啓発」イベント 写真展やトークショーなど

豪雨災害があった街の様子

豪雨災害があった街の様子

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 災害啓発イベント「みんなで考えよう。被災地からの問い」が10月5日から、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)で開催される。主催はSETAGAYA PORT(セタガヤポート、世田谷区)。

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 「災害を知って、災害に備える」ことを目的に開催する同イベント。二子玉川地域で多摩川の氾濫や内水氾濫で大きな被害が発生した2019年の台風19号から3年の節目に、日頃から地域住民の防災意識を高める啓発活動が必要だとの考えから企画したという。写真展やトークイベント、ワークショップなどを通じ、「もし自分の街で災害が起こったらどうするか」を考えることで、街全体で災害と向き合うことのきっかけづくりを目指す。

 「大切な人が被災したときに、自分にできることがみつかる写真展」では、2016(平成28)年に発生した熊本地震をきっかけに設立され、復興支援に取り組む一般社団法人「BRIDGE KUMAMOTO(ブリッジクマモト)」とコラボレーションし、2020年7月豪雨災害の時に現地カメラマン6人が撮影した被災地の写真を展示する。

 ワークショップ「親子で参加しよう!世界に1つだけのコサージュづくり」(参加費=300円、8日11時~・13時~、事前申込制)では、フラワーデザイナー関尚美さんが監修した被災地で使われたブルーシートを活用する「ブルーシートコサージュ」を作る。

 トークイベント「考えよう。自分にできる復興との関わり方」(入場無料、8日15時~)では、東日本大震災、熊本地震での復興支援をきっかけに起業したWINgkumaoto(ウイングクマモト)の小笠原晟一さん、NPO法人きっかけ食堂代表理事の原田奈実さんをゲストに迎え、被災地の現実や支援活動との関わり方などを参加者と一緒に考える。

 SETAGAYA PORT事務局の頭川梨沙さんは「自然災害がいつどこで発生するか分からない中、被災地のリアルに触れることによって、来場者一人一人が自然災害を自分事として考え、防災意識を高める第一歩になれば」と話す。

 営業時間は10時~20時。今月11日まで。

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